失業保険待期期間のバイト禁止、困りますよね。ただでさえ仕事を辞めてお金がないのに、失業保険はもらえないしバイトもできない。それじゃあどうやって生活すればいいんでしょう。
「待期期間にバイトしたらバレるの?」「7日間も収入が無かったら生活が苦しい」「どんな方法でもいいからお金が欲しい」と考える方はあなただけではありません。
この記事では、失業保険の待期期間にバイトをしてはいけない理由と、バイト以外でお金を作る方法、失業保険以外の支援制度について紹介します。
実は、待期期間さえ乗り切ってしまえばバイトは合法になります。その点も記事後半で紹介しますので、ぜに最後までご覧ください。
【おさらい】失業保険の待期期間とは。バイトしたら受給が遅れる
受給開始決定日から失業の状態にあった日が通算して7日間経過するまでは、基本手当の支給を受けることはできません。この期間のことを「待期」といいます。
ハローワーク那覇配布 雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり10Pより
失業保険を受給するためには、7日間の待期期間の経過が必要です。待期期間とは失業手当を受給するための最低条件のひとつで、この期間に収入を得ると条件を満たせなくなります。結果、受給が遅れてしまいます。
ここでは、失業保険を最速で受給するために理解しておくべきポイントを3つ紹介します。
何かを間違って、受給が遅れないように気を付けましょう。
7日間の待期期間とはいつからいつまでか
7日間の待期期間と言っても、いつからいつまでを指しているのか分かりにくいですよね。
失業保険の待期期間は、ハローワークに失業保険の申請をしたその日を1日目として、7日目まです。
また、待期期間が終わっても、失業給付はすぐに始まりません。ほとんどの方は待期期間の後さらに60日間の給付制限があり、2ヶ月も待たなくてはなりません。
給付制限の2ヶ月間、収入なしで暮らせる方が一体どのくらいいるでしょうか。
待期期間中にバイトをすると受給が遅れる
失業保険の待期期間中にバイトで少しでも収入を得てしまうと、待期期間が延長されます。「待機していない」とみなされるのです。
例えば、9月1日にハローワークで手続きをした後、9月3日、4日、6日にバイトした場合を考えます。このケースでは本来9月7日までが待期期間のところ、9月10日までが待期期間です。
もし知らずにバイトしてしまっても大丈夫。ハローワークに申告すれば不正受給にはなりません。バイトすることが不正なのではなく、申告しないのが不正です。バイトをしたら、きちんと申告しましょう。
「失業の状態」とは。ハローワークの提示する3つの条件
失業保険を受給するためには、以下の3つの「失業の状態」を満たしている必要があります。
定年退職や育児に専念するために退職した場合は、失業保険を受け取れません。再就職を希望していない方は「失業の状態」ではないのです。交通事故や病気で働けない場合も「失業の状態」ではありません。
就職の意思や能力があり、積極的な就職活動を行ってはじめて、ハローワークが提示する「失業の状態」を満たせます。
ハローワークの行う「失業の認定」は、これらを確認するための作業です。受給するためには必須の手続きですから、毎月必ず行きましょう。
待期期間中にお金を作る3つの方法。現実的には不用品売却の1択
待期期間がたった7日間だと言っても、本当にお金がない場合はどうしようもありませんよね。
ここでは、待期期間にお金を作る方法について、以下の3つを紹介します。
ギャンブルは状況を悪化させる可能性があるので、現実的なのは不用品の売却になると思います。
しかし、これらの方法を裏付ける厚生労働省や、ハローワークの発表は見つかりませんでした。ここでは、知恵袋にはっきりと明言している回答を参考に解説します。
ただし、全て金額に関する内容には触れていない点に注意してください。金額次第では受給が遅れる可能性もあるので、最終的にはハローワークへの相談をおすすめします。
自動車、家電、ブランド品などの不用品売却で得た資金
待期期間にお金を作る方法の1つ目かつ最もおすすめする方法は、不用品の売却です。
メルカリのようなフリーマーケットアプリで、不用品を販売するのは問題ありません。
不用品売却で得た収入が銀行口座に振り込まれたとしても、不正受給とはみなされません。ハローワークから質問されたとしても「不用品を売却した」と伝えるようにしましょう。
ただし、せどり販売やハンドメイド品販売は仕事とみなされ、受給できなくなります。
宝くじの当せん金
待期期間にお金を作る方法の2つ目は、宝くじの当せん金です。
不正受給とみなされるのは労働収入です。賞金のような不労収入は労働収入と言えず、待期期間に影響はありません。
ただし、漫画や小説などが賞を取った場合は作品を作っていた期間の申告が必要です。その上で、趣味で作成したと伝えるようにしましょう。
パチンコ、競馬、株式、FXなどの利益
待期期間にお金を作る方法の3つ目は、パチンコや競馬などの利益です。
パチンコや競馬での利益は仕事には該当しないため、ハローワークに申告する必要はありません。また、株式やFXでの利益も専業トレーダーで無い場合は、労働とはみなされません。
ただし、それぞれ利益が必ずあるわけでは無いので注意が必要です。
待期期間に生活できない方が、失業保険以外で支援してもらう方法
失業保険は金銭面をサポートしてくれますが、それだけで生計を立てるのが難しい場合もあります。しかし実は、あなたが知らない行政の支援制度はたくさんあります。もしかすると役立つ情報があるかもしれません。
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待期期間を避け、失業保険をもらいながらバイトする具体的な方法
待期期間の間に収入を得てはいけませんが、待期期間を過ぎればバイトしても問題ありません。
ただ、バイトでも労働時間が週20時間を超えると「就職した」とみなされます。
早めに就職して「再就職手当」をもらうか、しばらくのんびりして「基本手当」をもらうか。
どちらが得かを判断するには知識が必要です。こちらが参考になりますので、ぜひご覧ください。
失業保険受給中のバイトで気を付ける、バレないための7つの条件
失業保険中のバイトが絶対にバレない方法はありません。バイトをする場合はすべてハローワークに申告しましょう。
もし、報告しないでバイトすると罰金が課されます。そうならないためにも、以下の7つを理解しておきましょう。
失業保険の受給中のバイトをする際の7つの必須条件について、以下の記事で詳しく紹介しています。
不正受給とみなされないためにも、7つの条件を理解したうえでバイトを始めてくださいね。
失業保険の待期期間中のバイトは厳禁。他の方法でお金を作ろう
失業保険の受給中のバイトは、受給開始が延長してしまうので注意が必要です。
もし、どうしてもお金が必要な場合は以下の3つの方法で、お金を作ることを検討してください。
ただし、宝くじやパチンコ、株式などの利益は約束されたものではありません。
不用品売却がもっとも安心・安全な方法なので、まずはメルカリの登録をしてみましょう。
失業保険以外にも行政では支援制度が充実しています。お金に困っている際は、行政に相談してみることもおすすめです。
あなたが無事に待期期間中にお金が作り出せていると幸いです。
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