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傷病手当金に診断書は要りますか?

「傷病手当金の申請で医師の証明が必要だと聞きました。休職するとき会社に診断書を提出したのに、改めて要りますか?」

「診断書を依頼するお金と時間がもったいない。けれど会社に返してもらうか、もう一度発行してもらわなければならないのだろうか」

これは、傷病手当金を初めて申請する方がよく感じる疑問です。今までに経験のない手続きをするときは、どんな書類があればいいのかわからず不安ですよね。

結論から言えば、傷病手当金の申請に診断書は要りません。しかし医師の証明は確かに必要ですから、この点についてこの記事で解説していきます。ぜひ最後までお読みください。

この記事を書いた人
金魚

上司からのいじめ。挨拶しても無視されて、挨拶がないと怒鳴られて。そんな生活が嫌で無職になった氷河期世代。
2022年秋に仕事を辞めて、2023年夏まで受給しました。今は沖縄で再就職しています。
退職コンシェルジュのおかげでほぼ1年休みました。とても大切な、価値観の変わる1年でした。
働かなくても毎月もらえる給付金。興味ある方はぜひご相談ください。公式LINEで相談受け付けています
。https://lin.ee/eDXy7XZ

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傷病手当金の申請に診断書は不要。必要なのは「医師の証明」

傷病手当金の手続きでの「医師の証明」とは、傷病手当金申請書に医師が記入することを指します。診断書とは一切関係がありません

傷病手当金申請書は保険協会ごとに様式が違いますので、基本的に病院では発行できず、申請者本人が申請書を用意しなければなりません。

医師の証明を得る流れは以下のようなものです。

医師の証明を得る流れ
  1. 申請者が保険協会から傷病手当金申請書を受取る
  2. 申請者が申請書の医師記入欄を医師(病院)に手渡す
  3. 医師が申請書の医師記入欄に記入し、申請者へ返す

保険協会から受け取る方法はさまざまですが、もし協会けんぽ(全国健康保険協会)に所属されているなら、ホームページからダウンロードできます。

「医師の証明」は上記のような書類ですから、今現在手元に診断書がなくとも、まったく問題がありません。

医師の証明は診断書で代用できない。改めてお金がかかる

画像:https://www.photo-ac.com/main/detail/26468531&title=医療費の計算イメージ―計算機と聴診器

逆に、手元の診断書は医師の証明に代用できません。改めて医師に記入してもらわなければならず、お金がかかります。

医師の証明にかかる金額は300円です。「またお金がかかるのか」と思う気持ちもわかりますが、手当を受け取るために必要な出費ですから、受け入れましょう。

「今すぐ」は注意。医師の証明は適切なタイミングがある

傷病手当金は過去の日付しか申請できないので、今すぐ医師へお願いすればいいわけでもありません。

休職してから1ヶ月が経ったか、休職が終わった後に医師へお願いしましょう。もしあなたが入院患者なら、退院後に申請するのが自然です。

長期にわたる休職の場合、傷病手当金の申請は毎月1回が基本です。こちらの記事で申請のタイミングについて解説していますので、ぜひお読みください。

傷病手当金に診断書は不要。通院している病院に相談しよう

画像:https://www.photo-ac.com/main/detail/910389&title=問診する医師

休職前に受け取った診断書は傷病手当金の申請には使えず、新たに医師へお願いしなければなりません。なので、会社へ「診断書を返してほしい」と言わなくても大丈夫です。

傷病手当金申請書を手元に準備し、次の通院で医師に「傷病手当金の証明をください」と言えるよう、準備しておきましょう。

もしもあなたが休職中に「仕事辞めたいな」と何度か思ったなら、引き続きこちらの記事もお読みください。きっとお役に立ちます。

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