最近「仕事に手がつかない」と感じていませんか?上司に「やる気がない」と叱られ、自分でもどうしたら良いかわからないなら、うつ病を疑いましょう。
この記事では、仕事が手につかない原因がうつ病であるリスクや、対処方法について詳しく解説します。
うつ病は治療が早ければ早いほど、回復も早い病気です。仕事が楽しかった頃に戻るためにも、ぜひ最後までご覧ください。
仕事が手につかないのはうつ病が原因かも。早く休職しよう
もし、仕事に手がつかない状態が続いているなら、うつ病の可能性があります。集中力の低下や疲労感、興味や喜びを感じられない状態が続くのは、うつ病の初期症状の一部です。
うつ病は、早期に治療を開始することで回復が期待できる病気です。悪化すると治療に時間がかかるので、症状が軽いうちに精神科や心療内科を受診しましょう。
しばらく仕事から離れると、うつが少しずつ改善し、再び楽しかった仕事を楽しめます。上司や同僚に相談し、業務内容を調整してもらったり、休職の手続きを進めたりしましょう。
「仕事が手につかない」を含むうつ病の初期症状13例
うつ病になると、さまざまな症状が現れます。身体・精神・行動面で現れる以下の症状に心あたりがあれば、いつからそう感じているか書き出してみましょう。
これらの症状に該当するものが多ければ多いほど、重度のうつ病の疑いが強まります。資料があれば医師に伝えやすくなるので、いつからどのような症状が現れていたのかをぜひ書き出してくださいね。
うつ病かも!と思ったとき、相談するべき2つの医療機関
うつ病は、早期発見し、すぐに治療することで素早い回復が期待できます。あなたはすでに早期発見できているので、以下のどちらかに相談しましょう。
仕事を優先し過ぎると、症状が悪化して仕事に支障が出るまで気づけません。最終的に長期休職や退職につながる可能性があります。
うつ病の自覚症状が現れた今、すぐに相談してくださいね。
産業医
うつ病の自覚症状があるとき、まず相談すべき相手は産業医です。産業医は、労働安全衛生法により従業員50人以上の事業所に選任が義務付けられている医師で、従業員の健康管理や健康相談を担当しています。
ただし、産業医は常駐していない場合が多いため、どの病院へ行けば会えるか総務や人事の担当者に相談しましょう。
精神科もしくは心療内科のある病院
勤めている会社に産業医がいない場合、相談すべきは精神科や心療内科のある病院です。これらの専門医療機関では、以下のような支援が受けられます。
精神科や心療内科では、専門の医師があなたの症状について詳しく話を聞き、診断を行います。これにより、あなたが本当にうつ病かどうかを診断します。
うつ病の治療には、抗うつ薬や気分安定薬などの薬物療法が基本です。あなたの症状に合った薬を処方してもらいましょう。
休職する場合は、医師の診断書が必要です。休職の手続きを進めるためにも診断書の取得を目指しましょう。
精神科と心療内科には大きな違いはなく、どちらを選んでも治療を受けられます。通いやすい医療機関を選び、早めに相談しましょう。
うつ病で休職するなら期間はどれくらいか?
うつ病の症状や回復にかかる時間は個人差があります。そのため、休職期間も一概に決められるものではありません。とはいえ、休職期間がどれくらいか想像できないと不安ですから、以下の目安をご覧ください。
医師から休職を勧められたなら、必ず従いましょう。早期に治療を開始すれば、自分の状態に合ったペースで回復を目指せます。
うつ病の程度に応じた休職期間や過ごし方については、以下の記事で詳しく紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。
仕事が手につかないくらいうつなら、今すぐ面談の予約を入れよう
うつ病が疑われるほどに仕事が手につかないなら、まずは近くのクリニックや産業医との面談を予約しましょう。今すぐ治療を開始して早期回復できれば、再び仕事を楽しめます。
さらに、以下の症状に心あたりがあれば、いつからそう感じているか思い出してみましょう。
仕事が楽しかった頃に戻るためには、医師の診断書と休養が必要です。医師に正しく診断してもらうため、いますぐ紙とペンを用意して、心あたりのある症状を書き出しましょう。
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