「失業保険もらいながらアルバイトしたら減額されるって聞いたけど、どれくらい減額されるのかな?」
「バイトで収入を増やしたいけど、失業保険が受けられなくなるのはちょっとイヤだな」
と頭を抱えていませんか?失業保険はありがたいけど、給付制限があったりしてそのままでは生活できないですよね。
この記事では失業保険を受け取りながらアルバイトしたときの、以下のことについて書いています。
- 失業保険を減額なしで受け取るためのアルバイトの条件
- 減額なしで受け取るためのアルバイト収入の金額
- 減額されるとき、どのくらいの収入でどのくらい減額されるか
受給中の収入を合法的に最大化する方法をまとめた記事になっていますので、是非とも最後までお読みください。
失業保険もらいながら減額なしでアルバイトするための4つの注意点
失業保険をもらいながらアルバイトをするためには、この4つに注意しましょう。
- 1週間に4日以上働いてはいけない
- 1週間に20時間以上働いてはいけない
- 1日の収入が一定の金額を超えてはいけない(金額は人によって違う)
- 働くなら、1日に4時間以上働く
この4つを意識しながら働くと、失業保険をもらいながらアルバイトで収入を得ることができます。
「失業の状態」とは?「就職」とは?ハローワークの判断基準
失業保険を受給するには「失業の状態」を維持しなければいけません。失業の状態とは、以下の3つを満たした状態です。
- 雇用保険を払っていない
- 就職する意思と能力があるのに就職できていない
- 積極的に求職活動をしている
失業の状態を維持しつつ、うまく働きながら受給しましょう。また、この3つを満たしてしまうと就職したとみなされますので注意が必要です。
- 雇用契約の期間が31日以上
- 週の労働時間が20時間以上
- 学生ではない
失業保険が減額・不支給にならない金額はこれ

1日に4時間以上働いた時、その日の支給分は次月以降に延期されます。延期なので、改めて受給する権利があります。
1日が4時間未満だったとしても、収入が賃金日額の80%を超えたら不支給となり、その日の分はもう受給することができません。
具体的にどれくらい稼いだらどれくらい減額されて、どれくらい支給されるのかを計算してみます。
- Aの金額以下(A=¥3,339)
1日に¥3,000稼いだとき →¥3,000<A →減額なし →支給額¥5,971(日額)
→1日の収入:¥3,000+¥5,971=¥8,971 - Aの金額以上、賃金日額×80%以下
1日に¥7,000稼いだとき →¥7,000-A=¥5,036 →支給額=¥6,036-¥5,036=¥1,000
→1日の収入:¥7,000+¥1,000=¥8,000 - 賃金日額×80%を超えたら
1日に¥9,000稼いだとき →¥9,000>賃金日額×80% →支給額=¥0
→1日の収入:¥9,000
おおむね、「Aの金額まで」に調整するのが労力と収入のバランスが良いです。
Aの金額や支給される金額については計算式がありますが、かなり複雑なのでおすすめしません。もし興味がありましたらを参考サイトをご訪問ください。
支給される金額をざっくり言うと賃金日額の50%〜80%です。賃金日額が少ない人ほど%が高く、多い人ほど%が低くなっています。
賃金日額は「雇用保険受給資格者証」に書いてありますが、これから申請する人のためにざっくり計算すると「退職前6ヶ月の給与(ボーナス含まず)の総額÷180」となります。
アルバイトの労働時間が4時間ぴったりは失業手当先送り
1日の労働時間が4時間を超えてしまう(4時間ぴったりは超えたものとして計算されます)と、その日の支給は先送りされてしまいます。
最短での収入金額最大化からは離れてしまいますが、長い目で見た場合に総受給金額が多くなるのはこちらのケースです。
この場合、先送りになった分だけ受給終了日が遅れていきますから、「雇用保険の受給期間」には気をつけましょう。原則、離職した日の翌日から1年間を超えて延期できません。
失業保険不正受給になるケース。減額どころじゃないので注意
例えば、赤信号が見なくても信号無視は信号無視ですよね。同じようにあなたがそれを知らなくても不正受給は不正受給になってしまいます。しっかり知って、対策をしましょう。
- 就職したことを申告しなかった場合(収入無しの試用期間や研修期間でも)
- 就職した日や、求職活動の内容などで嘘を申請した場合
- 短時間でも何か働いて、少しでも収入があったことを申告しなかった場合
- 自営業を始めた、自営業の準備をしたことを申告しなかった場合(収入ゼロでも)
- 会社の役員や顧問などに就任したことを申告しなかった場合(収入ゼロでも)
- 傷病手当金や労災保険などを受給した、受給しようとしていることを申告しなかった場合
- 出産・育児や介護・療養など、就職できない状態になったことを申告しなかった場合
ざっくり言うなら要するに、「ちょっとでも働いたり、ちょっとでも収入があったならハローワークに相談しなさい」と言うことです。
相談して申告するだけで正当な受給になるのですから、相談しない手はありません。
また当然ですが、こんなケースはより悪質です。場合によっては詐欺罪となる可能性も。
- 別人の失業保険を受ける・あなたの失業保険を別人に受けさせた場合
- 提出すべき証明書を偽造したり、不正な発行で手にした証明書を提出した場合
- 離職理由(自己都合/会社都合)に嘘を申請した場合
参考サイト:https://jsite.mhlw.go.jp/osaka-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/koyou_hoken/hourei_seido/situgyo/minasama/fusei.html
待期期間の1週間だけはアルバイトするな。待期期間やり直しに

離職票の提出と求職の申込みを行った日から数えて7日間は「待期期間」と言い、この期間内に働いてしまうと待期期間が延長されてしまいます。
そもそもこの「待期期間」は、あなたが本当に失業したのかどうかを確認するための期間。この期間にアルバイト等をしてしまうと、失業していないと判断されてしまいます。最悪の場合、不正受給を疑われることも。
離職票提出前や待期期間が終わった後なら可能ですので、1日4時間までとか契約期間は6日までとか、そういったことはこの待期期間以外でやりましょう。
「受給しながらこういうバイトをしようと思っている」と、ハローワークに相談しながら動くのが一番間違いありません。ハローワークへはこまめに行くようにしましょう。
受給中の労働はフリーランス系がおすすめ。社長になれるかも?

ここまで読んで、具体的にできるアルバイトの種類は思い浮かびましたでしょうか。
私は失業保険受給中の労働としてフリーランスでの労働をおすすめします。
- 労働日数も労働時間も自分で調整することができる
- 収入がなくても、失業保険で生活ができる
- 収入が上がれば、そのまま起業して社長になれる
- 早い段階で軌道に乗れば、再就職手当を申請できるかも
問題は「受給制限中の生活費にならなかった」と言う可能性があること。他のバイトと併用で進めることになるかもしれません。
ですが考えてみてください。あなたが前の職場を辞めた理由。「人間関係」じゃないですか?
フリーランスの働き方とは、「人間関係を自分で選ぶ」働き方。高圧的な上司やうざったい客とは付き合う必要がないのです。
具体的には、世間でよく「副業におすすめ」と言われている業種がおすすめです。稼ぐ手順が出来上がっているものが多い。
- せどり、物販
- プログラミング
- 動画編集
- webライター、ブログ など
もちろん普通のアルバイトを探してもいいです。ただ、毎日毎週仕事を探すのも結構大変そうじゃないですか。私はフリーランスに魅力を感じます。
ただ、これらは全て、ハローワークと相談しながら進めてください。「相談がなかった」と言う理由で不正受給を疑われては残念なことになってしまいます。
アルバイトをうまく調整して、減額なしで失業保険を受け取ろう

不正受給はダメです。ちゃんと申告していれば支給延期や減額されながらもちゃんと受給できるのに、わざわざ不正受給する意味がありません。
もし、不正受給がバレたらどうなるかをご存知ない方はこちらの記事をご覧ください。
この日数や時間を超えると延期したり減額したり、受給を取りやめにされるボーダーラインがどんな日数なのか、どのくらいの金額なのかを紹介してきました。
不正受給は怖いですが、ハローワークと密に相談しながら準備すれば受給しながらのアルバイトも安心して働くことができます。
あなたが今考えているアルバイトも、ぜひハローワークに行って相談してみてください。
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