離職票のもらい方！12日以上遅いならもらわなくても仮受付できる！

離職票のもらい方がわからず、失業保険の申請ができないと焦っていませんか？発行には時間がかかるとわかっていても、実際なかなか手元に届かないと不安ですよね。

この記事では、離職票が手元に届くのを待つ間にできる対策や、もし発行が遅れても失業保険の申請をスムーズに進める方法ついて詳しく解説します。

退職後の生活を安定させるためにも、ぜひ最後までご覧ください。

失業保険を受け取るための離職票のもらい方

離職票は退職後に会社が発行します。しかし、希望者のみ発行する企業もあり、退職者全員に発行されるわけではないので注意が必要です。

また、そもそも雇用保険に加入していなければ、どれだけ待っても離職票はもらえません。以下の手順で確認してください。

離職票がなければ、失業保険の申請ができないため、今すぐ手続きを開始しましょう。

雇用保険に加入しているか確認する

離職票をもらうには、自分が雇用保険に加入しているか確認しましょう。雇用保険に加入していない場合、失業保険は受け取れません。

雇用保険に加入しているかどうかは、 給与明細の雇用保険料という項目を確認しましょう。毎月の保険料が引かれている場合、あなたは雇用保険に加入しています。

会社に離職票の発行を依頼する

退職が決まったら、できるだけ早く会社へ離職票の発行を依頼しましょう。

会社は希望した退職者へ離職票を発行する義務があります。言い換えれば、希望しない退職者には離職票を発行しなくても問題ありません。

そのため、必ず会社の担当部署に「離職票が欲しい」と直接伝えましょう。

口頭やメールで依頼する場合もありますが、企業によっては指定のフォーマットに記入しなければならない場合もあるため、担当者に確認しましょう。

10日から2週間待つ

会社が離職票を発行する際、ハローワークへの手続きが完了してから郵送されるため、手元に届くまでに退職後10日から2週間かかると考えましょう。

特に大企業では、複数の部署を経由して手続きが進むため、発行に通常よりも時間がかかる傾向があります。

できるだけ早く手に入れるため、退職後に住所が変更になる場合は、前もって会社に新しい住所を伝えておきましょう。

私の場合は、退職した次の日に自宅に郵送されました。スムーズに失業保険の手続きを進めるためにも、会社との連絡をしっかりと取りましょう。

離職票のもらい方がわからない！届かないときにできること2つ

退職後10日から2週間経っても、なかなか離職票が届かない場合があります。

ここでは、離職票が届かない場合にできることを2つ紹介いたします。

ハローワークから督促してもらう

退職後10日間経っても離職票が届かない場合は、ハローワークに相談しましょう。

ハローワークから会社に対して、離職票を発行するように働きかけてくれるため、手続きがスムーズに進みます。

失業保険の仮受付をする

離職票がまだ手元にない状態でも、退職日から12日経過すれば失業保険の仮受付ができます。

失業保険の仮受付が受理されれば、後日離職票が発行されたとき、仮受付した日を最初の申請日として受給資格が得られます。つまり、仮受付ができればそれ以上受給開始が遅れないのです。

仮受付をするには、以下の書類を持ってハローワークに行き、離職票がまだ発行されていないと伝えましょう。

仮受付が完了すれば、離職票が届き次第本受付に進むため、失業保険の受給開始を大幅に遅らせずに進められます。

実際には離職票がないと受給開始できませんが、受給開始日が遅れないようになるだけでも安心感がありますよね。

離職票のもらい方を知って失業保険を早く受け取ろう！

離職票が手元に届くまでの時間に不安を感じることは少なくありません。しかし、仮受付を利用すると、離職票がなくても失業保険の手続きを進められます。

今すぐできることは、会社に離職票交付手続きの状況確認の連絡です。退職後に安心して生活するためにも、会社の担当部署に連絡しましょう。